皆さん、こんにちは。
春本番になりました。
相模屋平助商店のあるこの一番町も暖かな陽射しと沈丁花の香りそして、桜の花がほころび始めています。
第2回の相模平助商店「心の棚」での小さな展覧会はガラス絵作家、海住万貴子さんの作品展です。期間は3月26日(水)から4月25日(金)までです。
「ガラス絵」って聞きなれないかもしれませんが、とても素敵なんですよ。以下に万貴子さんからのご自身のプロフィールと「ガラス絵」のご説明を載せさせていただきます。
春うららかな陽気のなか、お散歩をされながら是非、相模屋平助商店「心の棚」へいらしてください。皆さま、心よりお待ちしております。
***海住万貴子プロフィール***
奈良県在住のガラス絵作家です。小さい頃から透き通ったものが大好きです。海の中から水面を見上げること、水飲み鳥のおもちゃ、底の見える清流や湖、ぽっぺんの笛。そして大学の時に展覧会で出会ったガラス絵作家さんの作品に釘付けに。作家さんの自宅に通い2作品だけ作製しましたが、学業が忙しくなり封印。その後38年間、小学校教師を勤めガラス絵を描く余裕をなくしていました。その間、いつかもう一度、描きたいと思い続け、退職後、ようやくガラス絵に真剣に向き合う時間ができました。
現在、日本ガラス絵作家協会の一員として活動しています。協会では、毎年、銀座の画廊や千葉の美術館でのグループ展を開催しており、私も出品しています。まだ自分スタイルというものが確立していないこともあり、興味のあるものや心を動かされたものを中心にジャンルを決めずに描いています。
今回このような展示の場を与えていただき感謝しています。お茶やお酒のひとときに皆様にみていただけることを嬉しく思っています。
***ガラス絵とは***
ガラス絵は、江戸時代に宗教画として日本に入ってきました。ガラスの裏から絵を描き、表から鑑賞します。昔から「絵画の宝石」とも言われており、ガラスの煌めきによって絵が引き立って見えるのがガラス絵の面白さです。しかし、裏から描くために、左右反対から描き、手前に見える部分を先に描くという難しさもあります。今は、ガラスを2枚3枚と重ねたり、違う材質のものを挟んだりと、ガラス絵も進化してきています。ガラスの透明感を活かすということを考えながら私も日々進化していきたいと考えています。
相模屋平助商店 秋山 青美
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