関東地方も昨日(6月10日)梅雨入りしたと気象庁が発表しました
正直、鬱陶しい梅雨をどのように過ごすか平助さんも色々と工夫を凝らします。
工夫の一つがお抹茶とその和菓子の美しさを愛でることです。茶道を習い始めてこうした小さな幸せの工夫を見つけました。
今日の和菓子は「麒麟草」。和名は「黄輪草」。麒麟草はわざわざ購入するたいそうな花というよりは身近な花。思わず笑顔がほころぶような花です。そして、こうした時期には黄色という色自体が元気をくれます。
そして、知っていましたか6月16日は「和菓子の日」なんだそうです。
「和菓子の日」
承和15年(848年)、国内に疫病が蔓延したことから仁明天皇が6月16日に和菓子や餅を神前に供え疫病の退散を祈願して、元号を「嘉祥・かじょう」と改めたことに始まると伝えられているそうです。
「嘉祥の祝」は後醍醐天皇の御代から室町時代へと受け継がれ、江戸時代になると「健康と招福」を願う行事として、この日に銭十六文で菓子を求めて食べる風習が庶民の間にも広がり「嘉定喰」と言われ、欠かせない年中行事となりました。
その「嘉祥の祝」を現代によみがえらせたのがこの「和菓子の日」。和菓子の日には健康と招福を願ってお抹茶と和菓子をいただくなんていかがですか。そして、大切な方や親しい方の健康も祈っていただく、ご一緒にいただけたら一番ですね。
一服のお茶が愛おしいお抹茶と和菓子に変身します。しとしとと降る雨、「これもまたよし」って受け取れる心の余裕が生まれますね。日本人に生まれた幸せ。お抹茶&和菓子と一緒に皆様をお待ちしております。
三番町の紫陽花の花も咲き始めていますよ!
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