東京半蔵門、麹町の老舗酒屋相模屋平助商店からのお知らせをご案内。お酒の小売から千代田区周辺の配達もお任せください。

明治十八年創業 相模屋平助商店

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スペイン&フランスの旅 その2 バイヨンヌ

2013.11.06

スペイン&フランスの旅 その2 バイヨンヌ スペインのサン・セバスティアンからバスでフランスのバイヨンヌへと移動しました。国境を超えるといっても何の検問もなくご存知のとおりEUはひとつの連合となって機能しているわけです。ここバイヨンヌはスペインを跨いでバスク地方と呼ばれ、地方色豊なところです。バスク豚やチョコレートが有名な落ち着いた街。この辺りから、GAKUチームの皆さんの料理人魂に火がついてきたみたいです。お昼と夜は2件ずつレストランに入ります。「え、どうしてそんなにお腹に入るの?」と思うのですが、そんな私もとりあえず、一緒に食事をしてしまいます。みんなでそれぞれ好きなものを1プレートずつ頼んでいったり、珍しいもの、どうしても食べたいものはそれにプラスしていきます。また、ゴーミヨのグラスのつたレストランではランチをコースでお願いし、感じの良かったお店には2回訪れたり、、、。恐るべしこの料理人魂。でもでも、当然ですよね。これをするためにスペイン&フランスまで来たんですから。私は、お料理に関しては専門家の横で「うんうん」とうなずいて話を聞きながら、今回はロゼのハウスワインを徹底的に飲んでみました。余裕のある時はそれプラス、白、赤と遊んでみましたが、Vin de Paysのワインの手軽で美味しいこと美味しいこと。そして、想像はしていたんですが、ロゼワインの美味しいこと美味しいこと。女性はとてもよくロゼを飲んでいらっしゃいました。バイヨンヌの1件目のレストランで、お祖母ちゃんと孫と思われる2人が隣でお昼を取っていました。お祖母ちゃんはロゼワインのハーフボトルを孫は白のグラスワインを飲んでいましたよ。
 そして、こうして訪れたレストランの皆さんの気さくさが旅を一層楽しくしてくれました。なんとなくパリのイメージが強かっただけに人と人との距離感があり、風通しがいいくらいの会話がフランスの印象だったんです。少しつけはなされているというのかな、、、、(最近の私にはこのくらいのほうがラクといえばラクなのですが。)。でも、バイヨンヌに来てびっくり。片言のフランス語でもニコニコしながら教えてくれるし、たくさんたくさんおしゃべりしてくれます。今回実感したのが、料理の専門家のみんなはレストランのメニューを見ながら、目がらんらんと輝き、ムシュが来ると料理の名前やお肉の部位をどんどん連発するんです。するとそれだけで話が弾み、ムッシュもどんどん色んな事を言ってきます。私は私で、ワインとなるとあれこれと思案しながら選んでゆくと、こちらもいろいろと教えてくれます。今まで持っていたフランス人の印象がガラット変わりました。すごく気さくで優しいんです。こんなムッシュやギャルソン君がたくさんいると東京の街は一層楽しくなるんでしょうね。

 街中を散歩するのも、楽しいものですね。こじんまりとまとまりの良い地方都市は安全です。そしてバイヨンヌには美味しいチョコレート屋さんがたくさんあります。みてくださいこのチョコレート屋さん。カカオ豆をかわいらしくデコレーションして木の実に仕立てて飾っているんです。サクランボがチョコレートに入ったジャム仕立ての瓶詰め、バスクで有名な唐辛子をチョコレートでコーティングしたもの、カラフルなチョコレート、たっくさん買ってしまいました。バスクはチコレートと深いかかわりを持つ地方なんです。17世紀、フランスで初めてカカオ豆が運ばれてきたのがこのバイヨンヌなんですって。どおりで古くからのチョコレート屋さんがたくさんあるわけだ!

スペイン&フランスの旅 その4 パリ

2013.11.04

スペイン&フランスの旅 その4 パリ さて、スペイン&フランスの旅の最後の目的地は、そうです、パリです。
ワインだけでなく、フランスが大好きな平助さん、今回はもう少しパリの街中も見て回りたい、と思いモンマルトルの辺りに泊まるところを探しました。そして、今回の旅の仲間はとにもかくにも料理のスペシャリスト。彼らの要望もありキッチンの付いたアパルトマンを借りようということになり、ムーランルージュのすぐとなりにあるアパルトマンを借りることにしました。ボルドーからパリへはTGVで3時間半の移動。気温はパリのほうが北にあるけれどボルドーの方が寒いくらいでした。金曜日の晩のパリはとても賑やかで、ムーランルージュに着いた時はたくさんの人だかりの中を分けて進むような感じでした。部屋はベットルーム2つ、リヴィング、キッチン、バス&トイレで4人で過ごすにはスペースも充分にあり快適です。そして、何はともあれ隣にムーランルージュの風車がまわっていてちょっぴりどきどき(あ〜なんておのぼりさん!でもこういう気持ちも大切ですよね!)。さぁ〜、和久井シェフ、幸先生、佐藤君のレストラン探索の再開です。リヨン駅からモントロー行きの電車で40分、日本人シェフの経営するレストラン、テロワール・パリジャン、ルドワイヤンetc。お料理に対する感想や、アイディアは彼ら3人の頭の中ではふつふつと沸いてきたようです。こういうときは皆さん真剣、口数少なく慎重に味わっていました。私はワインとサービスの仕方を自分なりに見てみました。様式美を追求するサービス、カジュアルでありながらも自分らしさを出してくださる楽しいサービスなど色んな形があります。素晴らしいものに触れるっていいことですね。自分の今までの体験を見直すことができ、ひとつ段階を上ることが出来る。今までやってきたことに自分でピリオドを打ち、新しい試みをする決心がつく。本当に百聞は一見にしかず。ってこういうことなんです。どんなことにも正解はないのでしょうが自分のやり方を見つけ研ぎ澄ましてゆく。料理でもサーヴィスでもどんな仕事でも研ぎ澄ましてゆくことの面白さを感じられることは生きていることの幸せでもある気がします。そんな時を彼等と共有できたのも感謝です!
 それから、幸先生はこの旅から東京に戻るとその週末にお料理教室を新しくなさったんです。ですから、ちょっとしたインテリアの小物を探しにみんなで蚤の市に行きました。楽しかったですね。ここでもまたいい発見がありました。古いものの落ち着いたよさ、市を出している人との会話、混んでくると肩をぶつけてしまったときのマダムのとても素敵な言葉のかけ方、お洒落上手に生きてるって感じます。そして、そんな空気自体が楽しいって感じます。
 本当は翌日、食材を買ってアパートのキッチンで最後の晩餐をするつもりだったんですが、考えていたマルシェがお休みで仕方なくギャラリー・ラファイエットの地価で食材を調達しました。さすがプロ集団!購入したものは、ブレス鳥1羽、子牛、子羊、平目、オマール、人参、ジャガイモ、ミラベル、、、、。ワインは私が選びました、'99のクロ・デュ・マルキ。その日の晩はみんなどういうわけか下ごしらえをしたらあまりの疲れから寝てしまいました。そして出発当日の朝4時、目覚ましを鳴らして起き、早朝にそれらを食べたんです!眠い目をこすりながらも、和久井シェフが造ったオマールのスープ、ブレス鳥のポトフ、平目のソテー、ローストアニョー、ローストビーフ、サラダ、野菜のソテー、、、。を食べました。美味し〜い。野菜の味が濃く、ポトフの味が優しく、この旅でいっろんなお料理を口にしましたが、これこそ最後の晩餐。和久井シェフ、幸先生、佐藤君、みんなありがとうございました。

スペイン&フランスの旅 その5 星降る夜 番外編

2013.11.03

スペイン&フランスの旅 その5 星降る夜 番外編 何度もフランスへ行ったことがあるわけではありません。でも私はフランスが大好きです。都会パリも田舎も、、、。学生の頃は全然意識せず、興味を持たなかった国にある時突然興味を持つようになったんです。始まりは、家業をついでワインというものを通じてなのかもしれません。お店に来てくださったフランス人の造り手の方が、私が選んだワインの品揃えを見て無意識に放った第一声を理解したい、そんな思いから興味を持ち始めました。そうしたら、どんどん奥へと引き込まれて行きました。
 今回、とっても素晴らしい仲間ととっても素晴らしい時間を共有できたことも大いに手伝って私のフランス熱はいまだに冷めやりません。スペインのサン・セバスティアンからバイヨンヌ、ボルドー、パリとまわりましたが、それぞれとっても味がある街でした。バイヨンヌは小さな小さな、なんだか温かい町に感じました。日差しが強くて、幸さんが日焼け止めを買いに入った薬局のおじさんは地元で美味しいレストランを紹介してくれるのに「僕から聞いたって言って!」なんて言ってくれるし!「男の心臓」なんていうワイルドなレストランのお兄さんは大喜びで牛の脊髄を出してくれるし!
 ボルドー駅の前で、訪問先のシャトーへ行くのに行き方がわからなかったらタクシーの運転手さん達がみんなで集まって相談にのってくれるし!Ch.リオンのチボーさん&アンさんは友達みたいに私たちを歓待してくれるし!
 パリの蚤の市のおじさんたら、真鍮のドアノブ驚くほどやすくしてくれちゃうし!テロワール・パリジャンのマダムのサーヴ、すっごくかっこよかったし!アパルトマンの4階から降りる時トランクを重そうにしていたら水道屋さんのおじさん下まで持って行ってくれるし!
 とってもいい経験がたくさん出来ました。私はフランスワインのこともっともっと学びます。そして、私が出来ることはそんなワインを通じて皆さんにいつもよりちょっと幸せな時間を友達や家族と過ごしていただくことだって思っています。
 とってもいい仲間と過ごした8泊10日の旅。旅の初日の夜に見た「星降る夜」の美しさは一生忘れません。そしてこれは大好きなフランスに思いをはせる旅の始まりでしかないんですよね。

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相模屋平助商店

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