東京半蔵門、麹町の老舗酒屋相模屋平助商店からのお知らせをご案内。お酒の小売から千代田区周辺の配達もお任せください。

明治十八年創業 相模屋平助商店

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スペイン&フランスの旅 その1 サン・セバスティアン

2013.11.07

スペイン&フランスの旅 その1 サン・セバスティアン 9月2から10日までスペイン&フランスを旅してきました。
今回の旅は、平助さんがワインを入れさせていただいている恵比寿のレストラン「レ・マリアージュ・ドゥ・GAKU」の皆さんと一緒です。なんとなく私はワインの味わいを見るときにそれだけでみてしまいます。でも、今回は料理の専門家の方々とご一緒させていただくことで、ワインを違った視点から見ることが出来た気がします。多角的に、食事の中でのワインの位置づけ、そして、訪れた地方でのワインの位置づけなどが体感できた気がしました。バスク地方の乾いた空気、突き抜けるような青い空、夜9時まで明るい北緯の高さ。どれもこれもがワインの魅力を引き出してくれるんです。勿論、ハプニングも続出。でもでも、若いみんなと一緒にワインを通じて今までにない体験、感激が出来たことが一番の収穫です。そして、自分でも再確認しました。ワイン大好きです!

 さて、最初の訪問地はスペインのサン・セバスティアン。見てください、この青い海と青い空。気温は30度を超えているんですが、肌を掠めてゆく風が何て心地いいんでしょう。サン・セバスティアンでは、GAKUさんの皆さんがお仕事でお世話になっているメイセイトレーディングの社長さんと現地で合流させていただきました。そして、みんなで3ツ星レストランの「マーティン・ベラサテギ」へ行ってまいりました。この20年間の間にご自分のアイディアとして出されたお料理で印象に残るものを選び12種類のプレートにして用意してくださいました。色彩、お料理の配色、配分、お皿、全てがとても洗練されています。あるものは幾何学模様の絵画、あるものは植物園の中を歩いている時のように色彩も香りも立体的に五感を楽しませてくれます。そして、味わい、、、。美味しい!だけではないんです。驚き、感動、癒し。そうした感情を思い起こさせてくれるお料理ばかりでした。日本の食材をとても器用にアレンジされているプレートもありました。
 一番最後に、マーティン・ベラサテギ氏が出てきてくださり、我々が料理に関する仕事をしていることを話しましたところ、とても気さくな笑顔で「何かあったときにはいつでもいいなさい。」という言葉を残してくださいました。偉大な方、お忙しい方であるのは充分承知していましたが、こんな優しい言葉をかけていただけるだけで熱い思いがこみ上げてきます。料理人の皆さんは、いいアイディアがこうした言葉を糧に浮かんでくるんでしょうね。

 3ツ星レストランの訪問と同じくらい重要なテーマがスペインバール巡りです。合計一晩で7ヶ所のバールを回りました。さすがに平助さん、最後はあまりよく覚えておりません、、、。
 スペインバールはなんと言っても気さくさが売り物です。まずは、サン・セバスティアンで一番古いバールへ!おじさんが一人で切り盛りしていましたが、大皿に盛られた10種類くらいのお料理を自分で食べたいだけ取ります。通常バールも一晩に2〜3軒まわるものらしく、1件で2〜3種類くらいのタパスを食べて次へ移動します。フランスパンの上に載せられた、タラモ、アンチョビと魚のマリネ、スペイン風オムレツ、ハム、サラミ、色のとても鮮やかなグリーンペッパー。気分は見ているだけでハイテンションになって行きます。ビールもワインもアルコール度数があまり高くなく気軽に飲めるのがいいですね。バスク地方の辛口白ワイン、チャコリというワインも飲んでみました。とても高い位置からグラスに注ぐんですよ。アクロバティックな感じが良かったですね。

 陽気なスペインの夜が更けていくのにはまだまだ時間があります。仕事仲間とビールを飲みながら話をして、友達とワインを飲みながら歌を歌い、家族や恋人とゆっくり食事をする。そんなためにスペインのバールはたくさんあるんですね。そして、街のみんなが知り合いのようににこりと視線を交わすそのしぐさはなんとも言えない情緒がありますね。そうこう思ううちにやっと空が黄昏てきました。

スペイン&フランスの旅 その2 バイヨンヌ

2013.11.06

スペイン&フランスの旅 その2 バイヨンヌ スペインのサン・セバスティアンからバスでフランスのバイヨンヌへと移動しました。国境を超えるといっても何の検問もなくご存知のとおりEUはひとつの連合となって機能しているわけです。ここバイヨンヌはスペインを跨いでバスク地方と呼ばれ、地方色豊なところです。バスク豚やチョコレートが有名な落ち着いた街。この辺りから、GAKUチームの皆さんの料理人魂に火がついてきたみたいです。お昼と夜は2件ずつレストランに入ります。「え、どうしてそんなにお腹に入るの?」と思うのですが、そんな私もとりあえず、一緒に食事をしてしまいます。みんなでそれぞれ好きなものを1プレートずつ頼んでいったり、珍しいもの、どうしても食べたいものはそれにプラスしていきます。また、ゴーミヨのグラスのつたレストランではランチをコースでお願いし、感じの良かったお店には2回訪れたり、、、。恐るべしこの料理人魂。でもでも、当然ですよね。これをするためにスペイン&フランスまで来たんですから。私は、お料理に関しては専門家の横で「うんうん」とうなずいて話を聞きながら、今回はロゼのハウスワインを徹底的に飲んでみました。余裕のある時はそれプラス、白、赤と遊んでみましたが、Vin de Paysのワインの手軽で美味しいこと美味しいこと。そして、想像はしていたんですが、ロゼワインの美味しいこと美味しいこと。女性はとてもよくロゼを飲んでいらっしゃいました。バイヨンヌの1件目のレストランで、お祖母ちゃんと孫と思われる2人が隣でお昼を取っていました。お祖母ちゃんはロゼワインのハーフボトルを孫は白のグラスワインを飲んでいましたよ。
 そして、こうして訪れたレストランの皆さんの気さくさが旅を一層楽しくしてくれました。なんとなくパリのイメージが強かっただけに人と人との距離感があり、風通しがいいくらいの会話がフランスの印象だったんです。少しつけはなされているというのかな、、、、(最近の私にはこのくらいのほうがラクといえばラクなのですが。)。でも、バイヨンヌに来てびっくり。片言のフランス語でもニコニコしながら教えてくれるし、たくさんたくさんおしゃべりしてくれます。今回実感したのが、料理の専門家のみんなはレストランのメニューを見ながら、目がらんらんと輝き、ムシュが来ると料理の名前やお肉の部位をどんどん連発するんです。するとそれだけで話が弾み、ムッシュもどんどん色んな事を言ってきます。私は私で、ワインとなるとあれこれと思案しながら選んでゆくと、こちらもいろいろと教えてくれます。今まで持っていたフランス人の印象がガラット変わりました。すごく気さくで優しいんです。こんなムッシュやギャルソン君がたくさんいると東京の街は一層楽しくなるんでしょうね。

 街中を散歩するのも、楽しいものですね。こじんまりとまとまりの良い地方都市は安全です。そしてバイヨンヌには美味しいチョコレート屋さんがたくさんあります。みてくださいこのチョコレート屋さん。カカオ豆をかわいらしくデコレーションして木の実に仕立てて飾っているんです。サクランボがチョコレートに入ったジャム仕立ての瓶詰め、バスクで有名な唐辛子をチョコレートでコーティングしたもの、カラフルなチョコレート、たっくさん買ってしまいました。バスクはチコレートと深いかかわりを持つ地方なんです。17世紀、フランスで初めてカカオ豆が運ばれてきたのがこのバイヨンヌなんですって。どおりで古くからのチョコレート屋さんがたくさんあるわけだ!

スペイン&フランスの旅 その3 ボルドー

2013.11.05

スペイン&フランスの旅 その3 ボルドー 今回の旅は料理が中心でありますが、平助さんのお店からGAKUさんに入れさせていただいているボルドーワインの造り手さんのところへも訪問しました。実はこの訪問の前に大きなアクシデントがあったのですが〜。それも今となってはとってもいい経験、いい思い出となっています!
 訪問したのはボルドー、アントゥルドゥメールに5つのシャトーを持つデスパーニュ家のチボー・デスパーニュさんとガールフレンドのアンさんの所です。「神の雫」で一躍有名となったCh.モンペラ、Ch.トゥール・ド・ミランボー、Ch.リオン、ジオラットを所有するチボーさん、忙しい中も私たちの訪問を快く受け入れてくれました。当日は、滞在中唯一の雨。(う〜どういうこと!)葡萄も収穫まであと2週間くらいということでたくさんの房をならしていました。正直なたと頃、今年は春に雹(ひょう)が降ったり、日照量の兼ね合いなどいろいろな問題があるようですがこれをいかに味わいよいワインとするかはチボーさんの腕にかかっています。GAKUさんへはCh.リオンを納品させていただいているのですが、私はファーストもセカンドも白が特によく出来ていると思います。セカンドは柑橘系の香りとすっきりとした味わいが生の魚にも日常の和食にもよく合います。そしてファーストのほうは熟れた桃の香りと樽の風味が品よくあらわれています。のみ応えもありそれでいてエレガントな白ワインです。鶏肉、魚料理全般に会うオールマイティーなワインです。
 チボーさんの住んでいるところはまさに、シャトー(お城)です。3メートル以上はあるのではないかと思われる天井、広い居間、手入れの行き届いた明るいキッチン。そこで、アンさんとそのお友達がフィンガーフードを用意していてくれました。メインのお肉はチボーさんがその日の朝、市場で買ってきた牛肉を外の暖炉で去年の葡萄の樹を薪にして焼いてくれました。う〜この上ないおもてなしに私たちは感動してしまいました。お二人はとても日本に興味を持っていて、「11月には行くつもり。」とおっしゃっていました。

 そんな2人が、11月2日(土)にGAKUさんに来てくださったんです。こんなに早くに再開が実現するとは思っていませんでした。遠くからありがとうございます。私たちもついこの間のことではありますが、楽しかったフランスを思い出しながらとっても楽しいひと時を過ごしました。勿論、和久井シェフのお料理にお2人は大満足。ほんとにお肉の焼き方には感心されていました。
 チボーさんを訪問するに当たり、手配をしてくださった徳岡の川口さんとワインのことでよく話しをすることがあります。今回それをつくづく実感したのですが、ワインというものは味わうだけのものではなく、いろいろな要因を備えていて縦、横、高さという具合で人間同士をつないでいく奥深い道具でもあると。美味しいのは勿論のこと、1年に1度しか造ることの出来ないこのワインを通じて全く知らない異国のもの同士がすっと近づくことが出来るんです。本当に素晴らしいものですよね、ワインは。
 今回の用に素晴らしい造り手さんともっともっと知り合って行きたいと思います。はい、今回のたびはスタートに過ぎないんですね。でも、とってもいいスタートを切れたことは確かです。

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